カメラを手にする前に
野鳥観察が趣味とおっしゃる方ならば、 この図鑑の存在はご存知のことだろう。 野外観察に持ち歩くために特化した、実に優れた図鑑であり、フィールドワークの友として、ポケットに収まるサイズでありながら、日本で観察可能な野鳥のすべてを網羅している、ベテランから初心者まで絶対的支持を集める野鳥図鑑だ。...
View Articleハイタカ
今日から11月、 小鳥目的に出かけた鳥見だったのですが、思わぬ出会いがありました。 あまりにも近すぎるし、こちらに向かって飛んでくるので、僕の腕前ではフレーミングできないと判断。ワイド端の150mmでの撮影です。 民家のすぐ脇を通過。大胆不敵な出現にコチラもびっくり。500㎜でとらえる腕があれば・・・、と悔やむなかれ。150㎜に切り替えたおかげで何とか証拠レベルの画が得られたと思ってます。...
View Articleチゴハヤブサ
ノスリやハイタカなど上空を観察してると、閃光のように突然現れた猛禽。 「ハヤブサだ!」、咄嗟にカメラむけるもこの手の撮影で多い後追い画像。 自宅にて画像確認してると、嬉しい誤算。 和名:チゴハヤブサ 英名:Eurasian Hobby 学名:Falco subbuteo...
View Articleウグイス
ウグイスほど稀有な野鳥も珍しい。 「ホーホケキョ」つまり聞きなし(鳴き声)で殆どの人がわかる鳥です。 英名にもジャパニーズが入りますし、古くは「古今和歌集」にも登場する野鳥です。 されど、その容姿については一般の方はほとんど知らず、またポピュラーな野鳥のためか、最近のバードウォッチャーにはもてはやされない鳥のようです。正面から見ると特徴的な長い尾羽を除けば、ムシクイ類にもそっくりです。...
View Articleバードウォッチング考
はたして、これがバードウォッチングといえるのだろうか? 本来のルートから外れ、どこに行けばよいのか苦悩している野鳥に敬意をもって接しているとは思えない。 美しい風景や写真に興味がある自称カメラマンの方々、周りの人と同じ写真を撮って何が楽しいのだろうか? インターネット上に見た鳥の記録を掲載するのも自由。 また知りえた情報をもとに鳥を見に行くのも自由。...
View Articleヒヨドリの渡り
「大海へ 挑むヒヨドリ 意気揚々」 秋の渡りというのは春と違い、今年生まれた若鳥を伴っての大移動。 数も多く、その場面に出会うと、彼等から沢山の勇気をもらえます。 朝もやのなか、岬に集結するヒヨドリ。 今では日本列島のいたるところで普通にみられるヒヨドリ。...
View Article暗がりの中
11月に入り、秋もすっかり深まってまいりました。 まだまだ夏の名残りを惜しむかのように、夏鳥の渡りもわずかながら続いているのですが、ナカナカ確認が難しくなっています。 先週、11月1日、観察地の日没時間は17時30分。 その時刻にあわせたかのように現れた鳥。 クロツグミなのですが、♂幼鳥なのか♀幼鳥なのか暗がりなのでハッキリしない。...
View Articleクロツグミ♂
朝の食事を終えたクロツグミ♂が12~3m先の茂みから、コチラの様子を伺っている。 ツグミ系の野鳥は明るく綺麗に刈られた草地(緑地公園)でも観察できる種が多いのですが、クロツグミに関しては警戒心が強く、朝と夕方以外はほとんど顔を出しません。ここはジッと我慢です。下手にカメラを構えなおしたり、頭を動かしただけで飛び去ります。...
View Article職場で見た鳥?
先日、職場の同僚からこんな質問を頂いた。 「職場の駐車場で、胸がウグイス色(深緑っぽい)、背中左右に白い丸い斑、羽下あたりがオレンジ色の可愛い鳥見た!」 とのメールが届いた。もちろん写真はない。 ・今の時期、住宅地付近でも見られる小鳥から該当しそうな鳥を脳裡に思い浮かべ る。 背中左右に白斑、羽下あたりは腰付近か?...
View Article気がつけば冬鳥
野鳥達が木の実の熟れ具合にともなって各地を南下していく秋の渡り。 一方、花の蜜を求めて南下する渡りの蝶がいるのをご存知でしょうか? ツワブキの黄色い花が咲き誇るこの時期、僕の通う観察地には沢山のアサギマダラがやってきます。今日見た個体にはマーキングがされていて、どうやら11月08日にどなたかが、どこかで捕獲したのでしょう。4日かけてここにたどり着いたことがわかります。...
View Articleミソサザイ
渓流沿いや、うす暗く湿気の多い苔むした森のなか、 ピピピ、チュイチュイ、チョチョチリリ~とテンポよく透き通った囀りを聞かせてくれる、日本一小さな鳥。和名:ミソサザイ 英名:Winter Wren 学名:Troglodytes troglodytes体長:11cm...
View Article小さいけど大胆です
和名:ミソサザイ 英名:Winter Wren 学名:Troglodytes troglodytes体長:11cm 小さくてすばしっこくて、肉眼では小さなゴムまりが移動してるようにしか見えない鳥です。...
View Articleシロハラ
そろそろ彼等でにぎわう季節なのですが、まだまだ警戒心が強くて、枝にとまったあと一呼吸間をおいて、警戒してないところでシャッター切るのですが、カシャカシャのシャッター音で飛び立つことも多く、ワンチャンスで撮れるのは数コマ。 和名:シロハラ (雄成鳥) 英名:Pale Thrush...
View Article過去→現在そして未来
僕が定点観察している場所で、本格的に野鳥観察がはじまったのは2005年の春。 毎年春に少数の飛来が、南西諸島から主に日本海側の各地、一部の島嶼で確認されるクロウタドリの飛来が記録されたことに始まる。 僕がこの地で野鳥観察をはじめたのは2012年。多くの先輩バーダーから当時のことはうかがい知っていたし、いつかまたこの地で見てみたい野鳥だった。...
View Article赤い鳥
「見れる可能性のある鳥は何年かかってでもこの地で見る」 僕が信念として掲げている鳥見のスタンス。 それには野鳥写真を撮るというスタイルもその理由のひとつです。 夏鳥として、野鳥写真を撮る方に大変人気の高い通称”火の鳥”と呼ばれるカワセミの仲間がいます。...
View Article帰ってきたミサゴ君
昨年の冬もやってきてくれたミサゴ君。 本日、自宅の窓から昨年と同じとまり木にいるのを確認。 これからしばらくは毎日が楽しくなりそう。 ちなみに昨年は我が家の裏山にて新年を迎えたようです。 和名:ミサゴ(魚鷹) 英名:Osprey 学名:Pandion haliaetus 体長:54cm雄 64cm雌
View Articleミヤマホオジロ
「シーボルト 日本鳥類図譜」より、ミヤマホオジロ(出典:福岡県立図書館) さて、確かにここに描かれたミヤマホオジロは実によく写生されています。 ただ、、、野外でこの鳥を見るときの姿はおおかた、 このように頭頂部は冠羽をたてた状態です。(ミヤマホオジロ雄) ちなみにミヤマホオジロ雌はコチラ 一般的に野鳥の場合、雄が派手で、雌が地味です。...
View Articleコマドリとアカヒゲ
「シーボルト 日本鳥類図譜」より、コマドリ(出典:福岡県立図書館)☜click 注目していただきたいのは、原本に記載されている学名。 ” LUSCIOLA AKAHIGE”。 一方、アカヒゲは「シーボルト 日本鳥類図譜」より、アカヒゲ(出典:福岡県立図書館)☜click 学名、” LUSCIOLA KOMADORI”。...
View Articleつながってる!
今日(12月9日)は休み! 意気揚揚と定点観察に出かけたのですが、風強く、鳥見には不向き。 8時過ぎには引返し、午後から行う予定だった、シーボルト関連の情報収集のため コチラを訪問してきました。 シーボルト記念館(長崎市HPより)☜click...
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